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 日本を訪れる外国人観光客のうち、一番の人気となっているのが広島平和祈念資料館です。2013年には、20万人の来客を記録するほどになりました。そのうち、欧州・北米・豪州から訪れる人が8割近くを占めているそうです。
 広島平和祈念資料館は、広島市の広島平和記念公園の敷地内にある資料館で、広島原爆の惨状を後世に伝えるための施設としてオープンしました。原爆投下によって壊滅した広島市街の縮小模型や、被爆再現人形と呼ばれる熱線によってが焼けただれた被爆者の等身大の人形などが展示されています。

 ちなみに、先述した被爆再現人形は、近いうちに撤去する計画があります。しかし、広島市民をはじめ日本国民の数多くの人から反対意見が寄せられているようです。この件に関してYahoo!Japanが行った意識調査によると、全体の84%が人形の撤去に反対意見を示しています。

 話は逸れましたが、この広島平和祈念資料館は、主に旅行関係の口コミサイトなどを通じて日本旅行で訪れるべき観光地として世界に広がっていると考えられています。
 核兵器廃絶、世界平和の実現を世界に訴えるために作られたこの広島平和祈念資料館ですが、訪れた人の多くが原爆の恐ろしさや悲惨さを実感し、ドームの前で平和への祈りをささげて帰っていくそうです。決して楽しい気分で観光できるところではないものの、多くの大切なことを学べる場所として、多くの外国人が訪れてくれるのは良いことだと思います。